保証協会の加入は、要件で解説した営業保証金の供託が免除され、費用負担が軽い弁済業務保証金分担金の支払いで義務を果たせることだけがメリットではありません。
・不動産営業に絶対不可欠なレインズ(不動産屋さん専用売買、賃貸物件登録や検索を行うシステム)を利用できること
・不動産実務や関連知識定着の研修、各種契約書式の活用、苦情の処理
・支部での情報交換会
など、多くのメリットが受けることができます。
よって、宅建業免許を取得する多数の不動産業者さんが保証協会に加入しています。

現在のところ、宅建業者は加入する保証協会を以下の2つの保証協会に加入します。
1.社団法人全国宅地建物取引業保証協会
2.社団法人不動産保証協会

1は一般に「全宅連」と呼ばれており、「ハトのマーク」です。
2は一般に「全日」と呼ばれており、「ウサギのマーク」です。

これらは全く別の団体ですので、会金や年会費、審査方法や必要書類なども全て異なってきます。
加入比率は、「ハト」が80%、「ウサギ」が20%くらいです。
加入比率だけを見ると、「ハト」の方がよさそうに見えますが、どちらがいいとか悪いとかは特にありません。
大阪の場合ですと、「ハト」よりも「ウサギ」の方が入会金等が安いようです。
私は、「ハト」の不動産屋さんも「ウサギ」の不動産屋さんも存じ上げております。

一般的に、本店のみで営業する場合に、概算で合計160万円ほど必要です。

これらの保証協会の加入手続きの代行についても行政書士オフィスNでお受けしますのでお気軽にご相談ください。

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